FC2ブログ
バスケットボールにおける外傷・障害の発生事例2
2回目は選手生命を脅かすほどの膝の怪我。
前十字靱帯(ACL)損傷・断裂です。

前十字靱帯(ACL)損傷は、誰かとぶつかったり、足が絡んだりして膝に直接、力が加わっておこる場合(接触型損傷)と、誰との接触もなく起こる場合(非接触型損傷)に分けられます。
特に女子の発生頻度が高く、ほとんどが非接触型損傷です。
危険な動作は、片足での急激なストップ動作や方向転換、ジャンプ時にバランスを崩し片足での着地などです。
1)股関節が十分に曲げられていない
2)膝が内側に入っている
3)重心が後ろに傾いている
4)つま先が外側をむいている
これらの危険な場面や動きを理解し、正しい動きを習得することが重要です。
*全体の障害発生件数18165件中、膝の靭帯損傷396件、発生頻度95件/10万人。
膝障害で入院加療が必要な件数362件〔スポーツ障害統計データ集(スポーツ安全協会/日本体育協会)〕

(公益財団法人スポーツ安全協会 公益財団法人日本体育協会 スポーツ外傷・障害予防ガイドブック(2017)より引用)

まず前十字靱帯損傷(ACL)断裂で競技復帰までだいたい8~12ヶ月を要します。

有名なところではNBA選手のデリック・ローズ選手や、この前惜しまれつつ引退してしまいましがWリーグの吉田亜沙美選手が受傷しています。
ローズ選手は受傷したシーズン及びその次のシーズン全休しました。
そして復帰後も、これまでのプレースタイルを大きく変える事を余儀なくされ、それからも怪我(左右の半月板損傷)を繰り返しています。
しかし、今シーズンにこれまでのキャリアハイ1試合50得点を記録し、奇跡の復活を果たしました。めちゃくちゃ感動しました。

続いて吉田選手は2014-15シーズン2月に受傷し、12月に復帰しました。
吉田選手は男子並みの身体能力や視野を生かしたプレイスタイルでしたが、受傷後はプレースタイル変更しました、しかし吉田選手のすごいところは、ACL断裂を経験しているのにも関わらず、もちろん1人の力ではありませんがエースガードとして全日本女子をリオ五輪ベスト8まで導きます。
本当に感動しました。そしてお疲れ様でした。

と言うように、選手生命を脅かす怪我をしても1線級で活躍できる選手もいます。

上記の2)と4)は併せてニーイン(膝が内側に入り)・トゥーアウト(つま先が外側を向く)と言いますが、大腿筋膜張筋が硬くなっていて中殿筋が弱いというアンバランスでおきます。
そしてその予防には、おしりから下の筋肉・関節の柔軟性が物凄く大切になります。
特に女性プレイヤーは男性と比べ筋力(特にもも裏)が弱く、これも受傷しやすい要因となります。
日々のストレッチや筋トレでしっかり予防していきましょう。
スポンサーサイト



[ 2019/04/09 10:49 ]

| 未分類 | コメント(0) | トラックバック(0) |
<<バスケットボールにおける外傷・障害の発生事例3 | ホーム | バスケットボールにおける外傷・障害の発生事例の解説>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
http://aotohanamaru.blog.fc2.com/tb.php/146-7f9502ec
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |